開業当時の運転

　開業時の運転系統は２つで、その距離、所要時分、停車時分、運転速度は下表のとおりであった。

これらを見ると、停車時分は短めに、また運転速度が高めに設定されている様で、所要時分はかなり無理な設定であったろうと思われる。(もっとも､当時は交通量が少なかったので､可能だったかも?)

　また始発・終発時刻は次のとおりであった。これによれば営業時間は5:10〜24:30と推定される。

　また、各区間の運転頻度は下表のとおりである。この表の最小と最大の間で季節に応じて運転回数を増減していた。従って熊本駅前では、日中は５分おき(最大で3分おき)に浄行寺町行きと水前寺行きが交互に発車していたことになる。