和!いいなァー 電車で街に出かけよう

 銀行のホールで、講演会、ファッションショウ、歌などが披露された。

開催日時:2001.10.28(日) 10:30〜12:00
開催場所:熊本信用金庫本店
主催:都市交通会議
企画協力:きものサンバ
イベント内容
Pa283364_20
服飾研究家である山口ブリーズ千恵子さんが、「和服の効用」と題して講演を行った。
和服はフリーサイズで、草履や下駄に良く合うデザインである。
その後タンスに眠っている着物をリフォームして普段着にし、自分で着付けをする「ふぁっしょん抄」がおよそ70人の前で開催された。
路面電車サミットで遠方から駆けつけてくれた人もステージに上がった。
Pa283368_20
続いて鳥飼香代子熊本大学教授が、「電車で楽しくなる城下町」と題して講演を行った。
路面電車を使った都市の再生(アーバンルネッサンス)について
    ・電車に乗って街に来る人たちのために魅力あるアイテムを
    ・自動車からLRTに切り換えると街に人はやって来る
    ・昔から都市は文化の集積(宝物)であり、広場や教会が重要な役割をもつ
    ・都市の中心地は人が行くべきところ
    ・都市の条件のひとつに「疲れない」「休むところがある」というのがある
    ・中心部の「商店街Vs.大型店」の構造。商店街には大型店並みのサービス提供が必要。
    ・都市の魅力として、「発見の喜び」「おしゃれ表現の喜び」「感動の喜び」がある
    ・商店街でイベントをするときは認可(許可)が必要だが、広場にはそれが不要、すなわち自由空間として認知されている。
このあと再度山口さんの「ふぁっしょん抄」が行われた。
Pa283377_20
場を盛り上げるために歌手のむたゆうじさんも参加。「路面電車と城下町」という歌を披露。
みんな歌やダンスで楽しんだ。