アジア留学生交通ワークショップ

 熊本大学で学ぶ留学生が出身国や出身地域の交通事情を紹介し、あわせて熊本の公共交通機関について外国人の立場から述べるワークショップが開催された。

開催日時:2001.10.26(金) 18:30〜21:30
開催場所:熊本市国際交流会館3階 国際会議室
主催:都市交通会議
協力:熊本大学鳥飼研究室
イベント内容
熊本大学で学ぶ5人の留学生が出身国や地域の交通事情を報告。
熊本の交通状況についても感想を述べた。
留学生 出身地 主な発言内容
ライ・ユウイン・チョアン 中華民国 ・台北は道路が渋滞するので公共交通利用を進めている
・地下鉄6系統、プリペイドカードもある
・熊本では自転車とバスを使う
グィエントウイーハン ベトナム
(ハノイ)
・シルバーシートを作るより、譲るのが当たり前
ナディル・タヒル パキスタン ・帰国しても自動車には乗らない
ケビン・ホー 香港 ・地下鉄やLRT、バス共通の非接触式のカードが導入されている
モロルエレデネペレソレイ モンゴル ・首都にはバス4ルート、トロリーバス1ルート、タクシー4社がある
サミットの主催団体「都市交通会議」の鳥飼香代子代表がコーディネート。
会場には東京や奈良などからのサミット参加者や都市交通会議のメンバーら約20人が参加、意見を交換した。
留学生らは「普段の生活圏ではバスや市電は必要ないし、料金も高い」「バスがほぼ定刻に来るのに驚いた」「バスは揺れが大きいので市電の方がいい」(発言者未確認)などと答えた。